中国「進撃の巨象」に夢中 100万人、国営TVのネット中継見守る - 産経ニュース

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中国「進撃の巨象」に夢中 100万人、国営TVのネット中継見守る

当局が手配した消防車両から水を飲むアジアゾウ=3日、中国雲南省昆明市(新華社=共同)
当局が手配した消防車両から水を飲むアジアゾウ=3日、中国雲南省昆明市(新華社=共同)

中国で北上するアジアゾウの群れが注目の的になっている。餌不足が原因とみられ、自然保護区から異例の北上を開始し500キロほど進んだ。苦難を気遣う約100万人が国営テレビのインターネット中継を見守り、日本の人気漫画「進撃の巨人」にちなみ「進撃の巨象」との異名も。当局のゾウへの配慮が海外で好意的に報じられ、対外イメージ改善を狙う習近平国家主席の戦略に沿っているとの解説も飛び交い始めた。(共同)

横になるアジアゾウの群れ=13日、中国雲南省玉渓市(新華社=共同)
横になるアジアゾウの群れ=13日、中国雲南省玉渓市(新華社=共同)

中国メディアが注目し始めた4月当初は民家の破壊などを懸念する報道が多かった。だがゾウが酒を飲んだり、排水溝に落ちた子ゾウを母親が救出したりするエピソードが伝わり、好意的に見られるようになった。中国メディアによると、ゾウは縁起物とされ、群れが通った村は「運気が上がる」と歓喜に沸いている。海外メディアが相次いで取り上げたことも人気を後押しした。

道路を横切るアジアゾウの群れ=4日、中国雲南省昆明市(新華社=共同)
道路を横切るアジアゾウの群れ=4日、中国雲南省昆明市(新華社=共同)