バイデン氏「露と向き合う基礎築いた」 記者会見要旨

16日、ジュネーブで、プーチン・ロシア大統領との首脳会談後に記者会見するバイデン米大統領(ロイター=共同)
16日、ジュネーブで、プーチン・ロシア大統領との首脳会談後に記者会見するバイデン米大統領(ロイター=共同)

バイデン米大統領がロシアのプーチン大統領との会談後に行った記者会見の要旨は次の通り。

一、米露関係は安定し、予測可能なものでなければならない。

一、私の政策はロシアに敵対するものではなく米国民のためのものだ。

一、基本的人権は常に取り上げ続ける。ロシアによる反体制派ナワリヌイ氏弾圧の問題についてもプーチン大統領に懸念を伝えた。

一、米国の主権を侵害し、民主的な選挙を揺るがすような企ては許さないし、対抗措置を取る。

一、外交官だけでなく軍の専門家も交えた戦略的安定対話を立ち上げることに合意したのは喜ばしい。

一、サイバー安全保障問題についても多くの時間を割いた。エネルギーや水道など、攻撃が許容されない重要インフラ16項目のリストを示した。

一、ロシアと向き合う上で明確な基礎を築いた。

一、プーチン氏が最も望まないのは米国との冷戦だろう。ロシアと長い国境を接する中国が台頭している。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細