全日空と日航 国産SAFを定期便搭載 同時期は初

羽田空港の駐機場に並ぶ全日空機と日本航空機=2020年10月
羽田空港の駐機場に並ぶ全日空機と日本航空機=2020年10月

国産化が進められている持続可能な代替航空燃料(SAF)をめぐり、開発中の国産SAFを全日本空輸と日本航空が月内にも定期便に搭載することで調整していることが17日、分かった。航空大手2社が同時期に同じ国産SAFを使って定期便を運航するのは初めて。国内の供給網構築を見据え、運搬や旅客機への搭載など課題を探る。

SAFは既存の燃料と比べて二酸化炭素(CO2)の排出量が格段に少なく、安定供給に向けて国産化が喫緊の課題となっている。

今回、搭載されるSAFは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などのグループが開発を進めており、藻類や木質バイオマスが原料。実用化は2030(令和12)年ごろを目指している。

これまで全日空は輸入SAFを、日航は衣料品を原料とした国産SAFを定期便に搭載したことがある。