中国軍機が台湾防空圏入り 戦闘機など計28機

蔡英文総統=台北(総統府提供・共同)
蔡英文総統=台北(総統府提供・共同)

台湾国防部(国防省)は15日、中国の戦闘機など28機が台湾の防空識別圏に進入したと発表した。中国には、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が13日に首脳声明で「台湾海峡の平和と安定の重要性」を強調したことをけん制する狙いがあるとみられる。

進入したのは戦闘機「殲16」「殲11」や対潜哨戒機「運8」などで、一部はバシー海峡を越えて台湾東部の海岸まで飛行した。

台湾紙、自由時報(電子版)によると、台湾空軍が立ち去るよう警告すると、中国側から「ここは公海(上空)だ」などの応答があった。同紙は「中国は台湾の新型コロナウイルスワクチン調達を妨害した上、軍によるかく乱を続けている」と批判した。(共同)