露反体制派処遇でけん制 首脳会談前にバイデン氏

欧州歴訪中のバイデン米大統領は14日、ブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議後の記者会見で、ロシアでプーチン政権により収監された反体制派ナワリヌイ氏について「死亡するようなことがあれば、ロシアと世界との関係、私との関係を傷つけるだろう」と述べ、ロシア側をけん制した。

バイデン氏は、16日にジュネーブで行うロシアのプーチン大統領との初の直接会談で「双方にとって利益となる分野を見極め、合意できない分野ではレッドライン(許容できない一線)がどこにあるかを明確にする」と語った。

バイデン氏は人権問題を重視しており、会談でもナワリヌイ氏の解放を求めるとみられる。バイデン政権はナワリヌイ氏が毒殺未遂に遭った事件を巡り、反体制派を沈黙させるために化学兵器を使ったとして、3月にロシア政府高官らを制裁対象に追加した。(共同)