韓国軍が竹島周辺で訓練開始へ 日韓関係一層冷え込み

島根県の竹島(聯合=共同)
島根県の竹島(聯合=共同)

【ソウル=桜井紀雄】韓国軍は15日、韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)周辺で、島の防衛を想定した軍事訓練を始める。年に2回行う定例の訓練で、韓国の聯合ニュースによると、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、海兵隊は参加せず、島への上陸訓練は見送られるという。

今回の訓練をめぐっては、日本政府が11日に中止を求めて韓国に抗議した。

また、日韓が英国での先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせた簡略な首脳会談実施で合意したが、日本が訓練を理由にキャンセルしたと韓国側が説明。日本が「そのような事実はない」と韓国に抗議するなど、悪化した日韓関係を一層冷え込ませている。

新型コロナのために昨年12月の訓練は規模を縮小したが、今回は例年並みに規模を戻し、海軍や海洋警察の艦艇のほか、空軍の航空機も投入される。