覚醒剤密輸で逆転無罪 すり替え可能性指摘 - 産経ニュース

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覚醒剤密輸で逆転無罪 すり替え可能性指摘

東京高裁が入る建物(今野顕撮影)
東京高裁が入る建物(今野顕撮影)

米国から覚醒剤を密輸しようとしたとして、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)罪などに問われた男性被告(55)の控訴審判決で、東京高裁は15日、懲役9年とした1審東京地裁の裁判員裁判判決を破棄し、無罪を言い渡した。平木正洋裁判長は「違法薬物と認識していたとは認められない」と判断した。

判決は、被告を旅行に誘った同行者の男が現地で覚醒剤を入手し、被告に運ばせた疑いがあると指摘。「土産物として購入したコーヒー豆の袋をすり替えられた」とする被告側の主張は否定できないとした。同行の男はこの事件で逮捕後、不起訴となった。

被告は平成31年4月、米ロサンゼルスの空港から羽田空港に到着。持っていたスーツケースに約1978グラムの覚醒剤が入っているのが税関の検査で見つかった。