浪速風

コロナ禍の恥知らず

無断キャンセルで貴重なワクチンが無駄に…
無断キャンセルで貴重なワクチンが無駄に…

先週、驚きの数字が明らかになった。4081人。自衛隊が大阪と東京に開設したコロナワクチンの大規模接種センターで、最初の1週間に無断キャンセルした人の数だ。予約総数は枠いっぱいの8万8500人だったから、予約しながら会場に現れなかった人が4・6%もいたのだ

▶このころはまだ、自治体の接種の動きが鈍く、迅速に接種できるというので同センターへの予約が殺到していた。自治体に予約しながら乗り換える人も多く、自治体へのキャンセル連絡を国が呼びかけてもいた。そのさなかでの4081人なのだ

▶連絡一本入れてくれさえすれば、それだけの人が追加で接種を受けることができたのだ。終日待っても来なければ、貴重なワクチンがそれだけ無駄になる。だれよりも早く受けたいと思った人たちなのに、そんなことも想像できないのだろうか。エゴイズム、没義道もここに極まれりである。コロナ禍は、恥知らずたちをあぶり出している。