医学部なくてもキャンパス接種 他校連携で打ち手確保

羽田空港でワクチン接種を受ける日本航空の客室乗務員(左)。21日からは大学でも職域接種が始まる=14日、東京都大田区
羽田空港でワクチン接種を受ける日本航空の客室乗務員(左)。21日からは大学でも職域接種が始まる=14日、東京都大田区

大阪医科薬科大では、医療従事者向けの先行接種で既に大部分の学生と教職員が接種を完了。そうした事情も、関大からの要請を快諾した背景にある。関大は留学や実習予定がある学生を優先して接種を進める一方、吹田市民への接種も検討している。

医療系学部を有する大学とのつながりが薄い大阪産業大(同府大東市)も、7月上旬から希望する学生や教職員らへの接種を開始する。

当初は問診を担当する医師を確保するめどが立たず、「(職域接種の)実施をあきらめかけていた」と担当者。しかしその後、医療スタッフの派遣会社と契約を結び、接種の実現にこぎつけた。1日当たり200人程度のペースで進め、9月ごろの接種完了を目指す。

大産大の担当者は「(契約で)相当な出費が見込まれるが、早く学生が安心して学生生活を送れるようにしたい」と述べた。(花輪理徳、古野英明)

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