東芝、総会運営の問題認める 「公正でなかった」 - 産経ニュース

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東芝、総会運営の問題認める 「公正でなかった」

オンラインで記者会見する東芝の永山治取締役会議長=14日午後、東京都内
オンラインで記者会見する東芝の永山治取締役会議長=14日午後、東京都内

東芝の取締役会の永山治議長は14日、昨年7月の定時株主総会の運営が公正ではなかったとする10日発表の外部弁護士らによる調査報告書について、オンライン記者会見を開いた。永山氏は「総会が公正に運営されたとはいえないとの指摘は真摯(しんし)に受け止めている」との見解を提示。真相究明を進めて責任の所在を明確にするとも言及したが、総会運営に問題があったことを事実上認めた。

また、永山氏は「東芝再建の重責を担う経営の経験と知見を有する人材を取締役会に迎えたい」と述べ、新たに独立社外取締役を1~2人迎え入れる方針を表明。「グローバルな会社の経験者」を招き、取締役会の再構築と中長期的な成長戦略の策定に注力する。今後具体的な人選を進める。

また、永山氏は「現在の経営の混乱を招き、株主の信頼を損なったことに関する車谷暢昭前社長の責任については決して無視できないものがある」とも発言。車谷氏の責任の所在を追求する考えも明らかにした。

東芝は10日、昨年7月の定時株主総会の運営が公正でなかったとする調査報告書を公表。13日夜には問題に関わった監査委員会委員長の太田順司氏ら社外取締役2人の退任を発表した。25日の定時株主総会で提案する取締役候補者は13人から11人に修正した。

調査報告書には、東芝が経済産業省と緊密に連携して一部の「物言う株主」に不当な圧力をかけていた実態が記されていた。