全柔連、パワハラ疑惑の検討結果を公表 - 産経ニュース

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全柔連、パワハラ疑惑の検討結果を公表

全日本柔道連盟の山下泰裕会長
全日本柔道連盟の山下泰裕会長

全日本柔道連盟(全柔連)は14日、東京・講道館で理事会を開き、前事務局長によるパワーハラスメント疑惑をめぐり、ハラスメントのない職場づくりを推進する「21世紀職業財団」の伊岐典子会長や弁護士らが全柔連の対応に問題がなかったかを検証した「検討会」の報告書を公表した。

パワハラ疑惑の対応を一任された山下泰裕会長が、前事務局長と連絡が取れなくなったため懲戒処分手続きを進めず、結局は処分もされず退職したことについて「顧問弁護士に相談するなどして、懲戒処分の完結に向けて別の方法を取ることは可能であった」と指摘した。一方で、疑惑を公表しなかった点は「ルールに反した行為とは言えない」とした。

山下会長は記者会見で「真(しん)摯(し)に受け止めたい」などと述べた。

この日の理事会では、役員改選のための新たな候補として山下氏らを承認。29日の全柔連評議員会で新役員が決まり、新理事による互選で会長や専務理事などの役職を決める。

山下氏は任期2年の会長3期目が有力視される。日本オリンピック委員会(JOC)会長を兼務し、前事務局長のパワハラ疑惑が発覚した際、「職責を全く果たせていない」と辞任を示唆したが、この日は「周りが負担を受け入れてくれる状況に感謝している」と語った。