ケイコ氏「集計不正の厳正審査を」 ペルー大統領選 - 産経ニュース

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ケイコ氏「集計不正の厳正審査を」 ペルー大統領選

ペルー大統領選の決選投票を巡り、記者会見するケイコ・フジモリ氏(中央)=12日、リマ(共同)
ペルー大統領選の決選投票を巡り、記者会見するケイコ・フジモリ氏(中央)=12日、リマ(共同)

【ニューヨーク=平田雄介】6日に実施された南米ペルー大統領選の決選投票で、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)にリードされた中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)が12日、首都リマで記者会見し「集計不正を全国選挙審議会(JNE)が厳正に審査すべきだ」と訴えた。地元紙コメルシオ(電子版)が13日伝えた。

選挙管理当局は既に開票作業を終え、1万票余りの疑問票を精査中。カスティジョ氏がリードを保つ中、ケイコ氏は「カスティジョ氏の得票率を100%とする(地域の)集計表が見つかったが、ありえない」と訴え、JNEに集計済みの20万票を無効と認めさせることでの逆転を目指す。

JNEへの申請期限は法律で「投票翌日からの3日間」となっているが、締め切りを9日午後8時とするか、ケイコ氏側が主張する同11時59分まで受理するかをめぐり、JNEの見解がぶれた。最終的に「午後8時まで」と決まったが、両陣営の緊張が高まり、コメルシオは13日付の社説でJNEの対応を「不信感を増大させた」と批判した。

午後8時以降の申請が認められないことで、審査対象はケイコ氏が求めた20万票より減る見通し。ロイター通信は3万8千票と伝えている。

審査に回る票の8割超はカスティジョ氏の得票とされ、無効となる票が多いほどケイコ氏に有利だが、カスティジョ氏との得票差約5万票を逆転するには9万票程度が無効と判断される必要がある。ケイコ氏にとって情勢は厳しい。