中国湖北省のガス爆発、死者数は25人に

ガス爆発で壊れた建物=13日、中国湖北省十堰市張湾区(新華社=共同)
ガス爆発で壊れた建物=13日、中国湖北省十堰市張湾区(新華社=共同)

【北京=三塚聖平】中国中部の湖北省の当局は14日夜、同省十堰(じゅうえん)市の市場で13日朝に起きたガス爆発による死者が25人になったと発表した。中国国営中央テレビ(電子版)が伝えた。重軽傷者も多くいるとみられ、現場では今も救助活動が続けられている。

ガス爆発は同日午前6時半(日本時間午前7時半)頃、十堰市張湾区の食品を売る市場で発生。当時、市場は既に営業を開始していたため、朝食や買い物のために多くの人が訪れていたという。中国メディアが伝えた現場映像では、市場付近にはがれきが散乱し、爆風で破壊されたとみられる建物や自動車が目立つ。

習近平国家主席は13日に「負傷者の救助に全力を挙げ、できるだけ早く原因究明と責任追及を行う」との重要指示を行った。習氏は「社会の安定を守り、共産党創立100年のため良好な雰囲気を作り出さなければならない」とも強調。7月に党創立100年という重要政治イベントを迎える中、習指導部は神経をとがらせているとみられる。