集計に不審点と調査要求 フジモリ氏

ペルー大統領選の決選投票を巡り、記者会見するケイコ・フジモリ氏(中央)=12日、リマ(共同)
ペルー大統領選の決選投票を巡り、記者会見するケイコ・フジモリ氏(中央)=12日、リマ(共同)

ペルー大統領候補でフジモリ元大統領(82)の長女ケイコ・フジモリ氏(46)が12日、首都リマで外国メディア向けに記者会見し、決選投票の集計経過に不審な点があるとして全国選挙審議会による厳正な調査が必要だと訴えた。当選すれば新大統領として日本との関係強化に取り組む考えも強調した。

決選投票は開票率100%で、対立候補の急進左派ペドロ・カスティジョ氏(51)が得票率約50・15%、中道右派のフジモリ氏は約49・86%。票差は5万票余りでフジモリ氏の敗色が濃厚。ただ疑問票もあり、当局は勝者を発表していない。国際監視団は選挙が公正に行われたとしている。

フジモリ氏は会見で、投票の集計担当者の人選に規則違反があったと主張。「中立的に集計が行われたかどうかを検討してほしい」と呼び掛ける一方、調査が尽くされれば「最終的な結果は尊重する」とも明言した。(共同)