習氏、市場ガス爆発で「原因究明」指示

中国の習近平国家主席=5月21日、北京(新華社=共同)
中国の習近平国家主席=5月21日、北京(新華社=共同)

【北京=三塚聖平】中国の習近平国家主席は13日、湖北省十堰(じゅうえん)市の市場で同日朝に起きたガス爆発に関し、「負傷者の救助に全力を挙げ、できるだけ早く原因究明と責任追及を行う」よう重要指示を行った。国営中央テレビ(電子版)が伝えた。

中国では中国共産党創立100年を7月に控えており、習氏は「社会の安定を守り、党創建100年のため良好な雰囲気を作り出さなければならない」と強調した。党創立100年という重要な政治イベントを迎える中、習指導部は神経をとがらせているとみられる。

中央テレビによると、十堰市張湾区の食品を売る市場で同日午前6時半(日本時間午前7時半)頃、ガス爆発が発生して12人が死亡した。けが人は138人で、そのうち37人が重傷を負った。当時、市場は既に営業を開始していたため、朝食や買い物のために多くの人が訪れていたという。

中国メディアが伝えた現場映像によると、市場付近にはがれきが散乱し、爆風で破壊されたとみられる建物や自動車が目立つ。現場では救出作業が行われているほか、爆発原因について地元当局が調べている。