ロッテ・佐々木朗希が好投、６回１失点　連続写真あり

（セ・パ交流戦、ロッテ２－１ヤクルト、１０日、ＺＯＺＯマリン）

ロッテ・佐々木朗希投手（１９）がヤクルト戦に先発し、６回を４安打１失点５奪三振２四球と好投した。同点の場面で降板したため、勝敗はつかなかった。６回はプロ３試合目の登板で自己最長。

佐々木は二回、先頭打者の村上に甘く入った１５１キロの速球を右中間席へ運ばれた。プロ３試合目の登板で初被弾。それでも表情を変えることなく投げ続け三回以降は１安打と立て直した。五回２死二塁では好調な山田を外角低めへの速球で遊ゴロ。１軍で初めて上がった六回のマウンドでは先頭打者の村上を四球で歩かせたが後続を３者連続で打ち取った。

序盤は制球が甘くなったが、外角を丁寧に突いて修正する能力の高さを見せた。一回には３試合目で最速となる１５５キロをマークした。

過去２度の登板はともに５回４失点と苦しい投球だった。ＺＯＺＯマリンスタジアムでの初勝利はお預けとなったが、本拠地のファンに成長した跡を披露した。

チームは８回、レアードのソロ本塁打で勝ち越した。