福岡市が災害ボランティアらも優先接種対象

記者会見する福岡市の高島宗一郎市長
記者会見する福岡市の高島宗一郎市長

福岡市は11日、新型コロナウイルスワクチンの優先接種対象について、新たに災害時に避難所運営などを手掛けるボランティアや市職員らを追加すると発表した。効率的な接種を進めるため、65歳以上を対象とした接種の空き枠を振り替える。

市によると11日時点で、個別の医療機関での接種と集団接種をあわせて、6月中だけで1万2千回分の予約の空き枠がある。一方、現時点で接種券を持つ65歳以上のうち、約7割が7月中に2回目の接種まで終わる見込みで、新規予約は頭打ちになっている。このため、市は「積極的に早く受けたい人の予約は済んだのではないか」(高島宗一郎市長)と判断し、独自接種の対象拡大を決めた。市は17日以降、保有する災害支援従事者のリストに基づき65歳以上の空き枠について順次、新たな優先接種対象者に振り替えていく。

市は65歳以上の接種について7月末までの完了を目指しているが、一部の医療機関では独自に8月以降の予約を案内しているケースがあるという。これについて高島氏は「やむを得ない場合もあると思うが(前倒しの)調整を再度、お願いしたい」と呼び掛けた。

市のサイト(https://www.city.fukuoka.lg.jp/covid19vaccineop/search.cgi)では現時点での空き状況を確認できる。