絶好調の稲見が首位浮上 連続ノーボギーで五輪にも接近 - 産経ニュース

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絶好調の稲見が首位浮上 連続ノーボギーで五輪にも接近

第2日、10番でショットを放つ稲見萌寧。2日連続ノーボギーで首位に立った=6月11日、六甲国際GC(中島信生撮影)
第2日、10番でショットを放つ稲見萌寧。2日連続ノーボギーで首位に立った=6月11日、六甲国際GC(中島信生撮影)

今年に入りここまでの13戦で5勝を挙げ、トップ10を外れたのはわずか3度。圧倒的な強さと安定感を併せ持つ稲見萌寧(もね)の快進撃が止まらない。女子ゴルフの宮里藍サントリー・レディース第2日の11日、稲見は2日連続ボギーなしでこの日もスコアを4つ伸ばし、通算で唯一の2桁アンダーに到達。2位に2打差をつけ、早くも勝利を射程圏に捉える勢いだ。

6位だった前々週のリゾートトラスト・レディースでスイングの感覚を崩したという。前週のヨネックス・レディースを欠場して調整に充てたが、この日も「ドライバーを気持ちよく振れなかった」と、時折ティーショットが大きく曲がった。

それでもラウンド中に修正しながら4つのバーディーを奪取。「微妙なラインのバーディーパットが結構あったが、迷いなく打つようにした」と振り返ったように、グリーン上での落ち着きが強さの理由だ。

今月28日付の世界ランキングで決まる東京五輪の代表争いは最終盤に突入。7日付の最新ランクで10位につける畑岡奈紗が出場権を確定的にしており、26位の稲見は残り1枠を28位の古江彩佳、32位の渋野日向子と争う。

稲見は「五輪がゴールだとは思っていない。自分が何位なのかも誰かに言われて気づくとか、それぐらい」と淡々と語り、五輪への執着心はのぞかせない。それでも一気に代表の座を手中に収めてしまいそうな勢いが、今の稲見にはある。 (上阪正人)