新憲法制定へ推進大会 首相「改正は当然」 - 産経ニュース

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新憲法制定へ推進大会 首相「改正は当然」

中曽根康弘会長を偲び、新しい憲法を制定する推進大会で挨拶する安倍晋三前首相=10日午後、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)
中曽根康弘会長を偲び、新しい憲法を制定する推進大会で挨拶する安倍晋三前首相=10日午後、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

中曽根康弘元首相が率いた超党派の「新憲法制定議員同盟」は10日、「中曽根康弘会長を偲(しの)び、新しい憲法を制定する推進大会」を東京都内で開いた。菅義偉(すが・よしひで)首相はビデオメッセージを寄せ、「現行憲法も制定から70年余りが経過している。時代にそぐわない部分、不足している部分について改正していくことは当然のことではないか」と強調した。

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首相は緊急時に限って政府の権限強化などを可能とする緊急事態条項を憲法に設けることについて「世論調査において賛成が7割近い」と指摘。その上で、「国家や国民がどのような役割を果たし国難を乗り越えていくべきか、憲法にどのように位置づけるかは極めて重く大切な課題だ」と指摘した。

この日は、議員同盟の名誉顧問を務める安倍晋三前首相も出席。「自民が出している(改憲)4項目以外の課題もある。自由闊達(かったつ)に日本の未来に向かって議論を進めていただきたい」と求めた。

大会では、憲法改正に向けて衆参の憲法審査会で議論を進めることを確認。「時代の変化に適合し、国家の理想の姿を示す憲法の制定を今こそ強く求める」とする決議も採択した。

大会には、公明党や日本維新の会、国民民主党の代表者らも出席。杏林大名誉教授の田久保忠衛氏と産経新聞社相談役の熊坂隆光氏による記念講演も行われた。ただ、新型コロナウイルス対策としてこの日は無観客で開催した。