【産経抄】6月10日 - 産経ニュース

産経抄

6月10日

明治期の日本を訪れた欧米人が共通して抱いた印象は「おおざっぱな時間の国」だった。数ある旅行記には、「時計を持たない生活」や「時間の約束で人を縛る習慣がない」ことへの驚きや戸惑いにあふれている。

▼20世紀に入って行政の近代化が進んだように見えても、人々の行動には大きな変化はなかった。数少ない例外が、実業家の渋沢栄一である。「仕事の約束を二週間も前に決めている」と評判だった(『時間意識の近代』西本郁子著)

▼現在の大河ドラマの主人公でもある渋沢は、本日の「時の記念日」にも深くかかわっている。渋沢を含めた政財界、教育界の重鎮がメンバーだった「生活改善同盟会」が、大正9(1920)年に制定したものだ。

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