鉄砲集団・雑賀衆VS織田軍 合戦シーンを動画で再現

和歌山城近くで撮影された雑賀衆の出陣の場面=和歌山市
和歌山城近くで撮影された雑賀衆の出陣の場面=和歌山市

3月14日に武者行列を行い、会員ら約30人が参加。若手俳優の福永誠次さんが主役の雑賀孫市を演じ、森下会長と親交のある舞台演出家、中野広之さんが映像監督を担当した。

撮影した武者行列の様子は「孫市まつりドキュメンタリー映像」のタイトルで編集。インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に配信した。

合戦シーン再現

これまでに配信した動画は予告編と番外編を含め5本。「天下人を頂点とする中央集権思想に真っ向からかみついた紀の国の猛将・雑賀孫市」とナレーションで紹介し、本願寺鷺森別院では雑賀衆と織田軍の鉄砲隊同士が合戦するシーンなども再現した。

孫市まつりドキュメンタリー映像はこちらから

地元のロックバンドや太鼓保存会の演奏シーンも記録した斬新な動画で、中野さんは「地域色とエンターテインメントの要素を盛り込んで演出した」と振り返り、「主役俳優も威風堂々とした雑賀孫市のすごみをうまく表現してくれた」と満足そうだ。

動画に登場する雑賀鉄砲衆=和歌山市
動画に登場する雑賀鉄砲衆=和歌山市

動画で火縄銃を撃つ雑賀衆鉄砲隊の衆頭役として出演した和歌山市の鉄砲火薬店「出来助本店」の出来可也社長(68)は「紀州人の心意気が伝わる動画で、エキストラで参加した会員らも張り切って演技しました」と笑顔をみせる。

森下会長は「孫市を知らない地元の若い世代や歴史愛好家にも楽しんでほしい」とし、「コロナが収束すれば、孫市や雑賀衆ゆかりの地を訪ねるツアーも企画し、地元への誘客にも貢献したい」と話している。

(西家尚彦)