ワクチン接種 警察官、教員らも優先 埼玉県

埼玉県の大野元裕知事
埼玉県の大野元裕知事

埼玉県の大野元裕知事は10日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンについて、高齢者向け接種の終了後、警察官や教員ら日常生活の維持に必要な働き手「エッセンシャルワーカー」に優先して接種する方針を明らかにした。これまでに想定していた「基礎疾患のある人、高齢者施設などの従業員」と合わせ、8月の接種開始を目指す。

県によると、対象となるエッセンシャルワーカーは、警察官や教員に加え、交通、電気、ガスなどの生活インフラ関連業や、食品製造やスーパーなどの生活必需品関連業に携わる人たちで、県内に約80万6千人いると推計している。

県と市町村が連携して接種を行い、可能な企業には「職域接種」の実施も促す。

警察官の一部に対しては6月12日から先行して接種する。大野知事は「不特定多数の県民と接する機会が多く、東京五輪の警備も始まる」と説明した。(中村智隆)