山県亮太「ここがゴールじゃない」男子100メートル日本新に - 産経ニュース

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山県亮太「ここがゴールじゃない」男子100メートル日本新に

陸上男子100メートルで日本新記録を樹立し、オンラインで記者会見した山県亮太=9日
陸上男子100メートルで日本新記録を樹立し、オンラインで記者会見した山県亮太=9日

陸上男子100メートルで6日に9秒95の日本新記録を樹立した山県亮太(セイコー)が9日、オンラインで会見し、東京五輪代表選考会となる日本選手権(24日開幕)に向けて「自信を持って臨みたい」と抱負を語った。参加標準記録(10秒05)を突破したため、3位以内に入れば自身3度目となる五輪出場が決まる。

日本記録を出した布勢スプリントの2日前に「これは行けるぞという感覚をつかんでいた。(スタートの)体の位置がピタッとはまった」という。

快挙達成から3日が経過。「実感はあまりない。意外と変わらない日々を過ごしているので。小学校時代の同級生から久しぶりにメッセージが来てうれしかった」。レース後のコンディションについては「ぎゅっと体が絞れるような感じがした。その感覚の後、倦怠感が来て、今日も少し残ってる」と説明した。

過去、五輪の男子100メートルで決勝に進出した日本人は、1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳のみ。10日に29歳の誕生日を迎えるスプリンターは「スタートから中盤で加速に乗る局面の精度を上げていかないといけない。ここがゴールじゃない」と先を見据えた。