党首討論終えた首相「非常に重要な機会」

党首討論を終え退室する菅義偉首相(手前左)。奥列は左から、加藤勝信官房長官、麻生太郎財務相=9日午後、参院第1委員会室(三尾郁恵撮影)
党首討論を終え退室する菅義偉首相(手前左)。奥列は左から、加藤勝信官房長官、麻生太郎財務相=9日午後、参院第1委員会室(三尾郁恵撮影)

菅義偉(すが・よしひで)首相は9日夜、初めて臨んだ党首討論について「非常に重要な機会だと思った。国民が最も関心があるだろうと思う新型コロナ対策、東京五輪・パラリンピックについて、私の考え方を丁寧に説明させていただけた。これからもしっかり説明していきたい」と述べた。官邸で記者団に答えた。

首相は党首討論で昭和39年の東京五輪に感動した思い出を語ったことについて、現在の子供たちにも味わってほしいのか問われ「非常に強い思いがある」と強調した。また、39年の東京五輪で初めてパラリンピックが行われことにも触れ「共生社会を実現していく大きな契機になった。今のパラリンピックで活躍する皆さん、さまざまな思いがある。そうしたことも大事だ」と述べた。

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