平成30年に中学校に侵入して女子生徒のリコーダーを盗んだとして、愛知県警西署は9日、窃盗などの疑いで、名古屋市西区市場木町、会社員、大竹史紘容疑者(39)を逮捕した。容疑を認めているという。
この学校では当時、女子生徒のリコーダーが盗まれる事案が頻発し、学校が把握しているだけで26人が被害に遭っていた。同署は、大竹容疑者の自宅など関係先からリコーダー計16本を押収しており、ほかの被害への関与の有無を調べる。
逮捕容疑は30年12月、同区の中学校に侵入し、当時中学生だった女子高校生(16)のリコーダー(時価千円相当)を盗んだとしている。中学生時代に被害に遭った別の女性のブログに、盗まれたリコーダーに関するコメントをした人物がおり、相談を受けた署が捜査。コメントした人物は容疑者とみられ、その後の調べで容疑が浮上した。