アルツハイマー病新薬承認 米当局、エーザイなど開発 - 産経ニュース

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アルツハイマー病新薬承認 米当局、エーザイなど開発

米主要メディアによると、米食品医薬品局(FDA)は7日、日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」を承認した。症状を一時的に軽くする薬はあるが、病気が進む仕組みに直接作用し、認知機能の悪化を抑えるとする薬は初めて。米国だけでなく世界の認知症対策に大きな影響を与えそうだ。

日本でも承認を申請しており当局が審査中。有効性の見込みが低いとして臨床試験(治験)を中止した後、再解析で効果を見いだすなど曲折があり、専門家から効果に懐疑的な意見も出ていた。

アルツハイマー病は発症の20年ほど前から脳内に「アミロイドベータ」というタンパク質が蓄積し、神経細胞を壊して認知機能を低下させると考えられている。アデュカヌマブはアミロイドベータを除去する抗体からなる抗体医薬。早期の患者らが対象で、月1回、点滴で投与する。(共同)