吉村知事 「災害医療レベル」で重症500床の確保目指す

大阪府の吉村洋文知事
大阪府の吉村洋文知事

大阪府の吉村洋文知事は8日、新型コロナウイルスの患者数に応じた病床確保計画の見直しについて、新たに設ける「災害医療レベル」で最大500床の重症病床の確保を目標とする方針を明らかにした。9日に医療関連団体の幹部らで構成する会議を開き、病院側の理解を得たい考えだ。

吉村氏は府庁で記者団に「一朝一夕にいかないが、次の(感染の)波がいつ来るか分からない。極めて高いハードルだと理解しているが、500床を目標に進めたい」と意欲を示した。

府が現行計画で定める最大確保病床の224床は、一般医療を制限しない上限とされる。変異株の拡大が顕著となった「第4波」で入院中の重症者は最大449人に上り、府は医療機関に対し、一般の入院や手術の延期により、計画外の病床上積みなどを要請。一時的に350床前後の重症病床を確保している。

新たな計画では、一般医療を制限する可能性がある「災害医療レベル」を設定。その上で、第4波以上の猛威をふるう第5波の到来を警戒し、一定の対応力がある軽症・中等症向け病院の協力を得て、最大500床の確保を目指す。

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