静岡・安倍川花火、今年も〝不発〟台風に続きコロナで4年連続

静岡市の夏を彩る「安倍川花火大会」の大会本部は8日、9月開催を検討していた大会を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大が長期化する中、来場者らの「密」を避けるのは難しいと判断した。中止は4年連続で、大会本部の瀧義弘会長は「残念。断腸の思いだ」と語った。

例年7月に開催する花火大会(1万5千発)は60万人が訪れるが、平成30年と令和元年は台風で、続く2年はコロナ禍の影響で中止に。68回目の今年は無観客など規模を縮小してでも開催する方向を模索していたが、4日の大会本部役員会で「(開催場所の)安倍川河川敷で来場者の密を避けるのは非常に困難」との結論に達し、中止を決めた。

瀧会長はこの日の記者会見で「来年は絶対に開催したい。4年連続中止になった思いをぶつけ、盛大にやりたい」と力を込めた。