ダイキン売上高1兆円増へ 令和7年度計画、コロナ追い風

ダイキン工業は7日、今後5年間で連結売上高を1兆円以上増やし、令和7年度に3兆6千億円にすることを目指す中期経営計画を発表した。現在シェア4位の米国市場の開拓に注力し、7年度までに首位を獲得する目標も明記した。新型コロナウイルスの流行で換気性能を高めた空調への関心が高まっており、国内外で成長の追い風としたい考えだ。

7年度の営業利益は4300億円、営業利益率は約12%に引き上げることを目指す。2年度の利益率は9・6%だった。

脱炭素社会の実現に向けては、販売製品の貢献分も含めた7年の二酸化炭素の実質排出量増加を元年比で30%以上抑制する。空気中の熱を有効利用するヒートポンプ式の暖房を米国や欧州で普及させる。エアコンの冷媒に使われ、地球温暖化を招くフロンの排出量を減らすため、研究費を積み増して技術開発を強化する。