立憲民主党の性犯罪刑法改正のワーキングチーム(WT)での「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」との発言に関し、本多平直衆院議員と福山哲郎幹事長が7日夜に発表したコメントは以下の通り。
本多氏「今回、党内での会議の一部の発言が報道されるに至りましたが、趣旨において私の理解が足りていない、また報道によって傷つく方がいるとのご批判は当然と考えます。真摯(しんし)に反省をし、認識を深めていきます。
性犯罪に関する刑法改正に関して、私は、一方当事者が少なくとも中学生までの低年齢で、他方当事者が成人である場合、両者の間に対等性はなく性搾取となっている実態を踏まえ、低年齢当事者を保護するために成人を処罰対象とすることの必要性を認識しています。
刑事処罰の議論では、限界事例についての検討や、特異な例外事例の存在など緻密な検討が必要だと考えました。しかしながら、私の発言は、例外事例としても不適切であり、おわびして撤回いたします。誠に申し訳ありませんでした」
福山氏「本多平直衆議院議員の党内会議における発言について、事実関係を調査・確認したうえで、本日、幹事長から本多平直衆議院議員に対して、厳重に口頭注意した」