浪速風

ゴルフ新時代へのブレークスルー

メジャー初優勝を果たし、トロフィーを手にする笹生優花=6日、サンフランシスコ(共同)
メジャー初優勝を果たし、トロフィーを手にする笹生優花=6日、サンフランシスコ(共同)

ブレークスルーとはよく商品開発の過程で画期的進歩を図ったときに使われる言葉だが、今の日本のゴルフ界もそうかもしれない。松山英樹選手のマスターズでのメジャー初制覇に続き、今度は19歳の笹生優花選手が全米女子オープンで初優勝した。畑岡奈紗選手とのプレーオフという大舞台での勝利だ

▶女子メジャーでは昭和52年の樋口久子さん、一昨年の渋野日向子選手に続く3人目。そう考えると樋口さん以来、長らく届かなかったメジャーの壁を破る起点となったのが渋野選手の優勝だった気もする

▶笹生選手は大型新人の呼び声が高かった。ルーキー年の昨年はコロナ下で大会中止が相次ぐ中、ようやく始まった日本の女子ツアー2戦目からいきなり2連勝。「目標は世界一」と話したが早くもそれをかなえた。日本人の父とフィリピン人の母との間に生まれ、東京五輪ではフィリピン代表で出場するそうだが、五輪でも畑岡選手とのプレーオフを見たいもの。