「備える意識」そろって高めて 親子防災講座13日スタート

以前に行われた「防災カレッジ」で公園内のかまどベンチを見学する子供たち=大阪市天王寺区(ママコミュ!ドットコム提供)
以前に行われた「防災カレッジ」で公園内のかまどベンチを見学する子供たち=大阪市天王寺区(ママコミュ!ドットコム提供)

15歳以下の子供と親子で参加する防災講座「U15のための防災カレッジ2021」が13日、開校する。子育て中の母親を支援するNPO「ママコミュ!ドットコム」(大阪市天王寺区)が、受講者を減らした会場、オンラインによるライブ配信、後日視聴の3方式で運営。12月には全国初の地域版防災検定「大阪防災検定」も予定している。

同会は、子育てを通して地域に目を向けることで、「社会を元気にするコミュニティー」を実現しようと平成25年に設立。災害に備えるには親と子の防災意識をどちらも高める必要があるとの考えから、28年には防災講座「おやこ防災サロン」を立ち上げ、30年からは対象の子供を15歳以下とする防災教育に乗り出している。

同伴する子供を15歳以下とすることで、「子供が騒ぐと迷惑をかける」と遠慮しがちな保護者の参加促進を期待。子供ならではの柔軟な発想が、新たな視点で防災を考えるきっかけになることも狙っている。

13日からの講座は、「もしも学校が避難所になったら」など子供たちにとって災害が身近に感じられるテーマなどを用意。防災の発信力を身につける体験型講座▽防災の最前線で活躍するプロフェッショナルに会いに行くスタディツアー▽食の知識とスキルを磨くクッキングレッスン-など、34種類のカリキュラムがある。

会の代表を務める出水眞由美さんは「災害の備えは、大人も子供も考えないといけないという思いで活動しています。身近な暮らしの中に子供だから見つけられたり、気がついたりすることもあるわけで、そういう社会への関心そのものが防災に生きてくる」と話す。

受講スタイルは、新型コロナウイルスの感染防止に配慮して、会場参加▽自宅などでオンライン参加するライブ配信▽後日の動画学習(eラーニング)-から選べる。参加費は1講座千円から。申し込みは公式ホームページ(https://mamacomu.com/u15bosai)から。