囲碁の許家元十段就位式 「若手に負けぬよう精進」 台湾駐日代表はワクチン提供に感謝

【大和ハウス杯第59期十段就位式】賞杯を手に記念撮影に応じる許家元十段=7日午後、東京都新宿区(鴨川一也撮影)
【大和ハウス杯第59期十段就位式】賞杯を手に記念撮影に応じる許家元十段=7日午後、東京都新宿区(鴨川一也撮影)

今春打たれた囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第59期十段戦五番勝負」(産経新聞社主催)を制した許家元(きょ・かげん)十段(23)の就位式が7日、東京都新宿区で行われた。

式典では日本棋院と関西棋院から十段就位を認める允許(いんきょ)状が授与されたあと、産経新聞社の飯塚浩彦社長から賞金目録と賞杯が渡された。

ライバルの芝野虎丸(とらまる)王座(21)との対局を3勝2敗で勝利した許十段は「全体的に自分の力を出すことができた。新型コロナウイルス禍のなか、インターネットでの対局が多くなっていたので、盤をはさんでタイトル戦を打てる幸せを実感した」とあいさつ。「(10代の)若手に負けないよう他の棋戦や国際棋戦でも活躍できるよう精進したい」と意気込みを語った。許十段が七大タイトルを獲得するのは、平成30年の碁聖以来2つめ。

台湾出身の許十段を祝福するため、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(駐日大使に相当)が祝福に訪れ、複数の台湾メディアも取材に駆け付けた。謝代表は日本政府から台湾に新型コロナワクチンが無償提供されたことにも触れ、「日本のみなさんありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

■「大和ハウス杯 第59期十段戦」許家元新十段、就位記念扇子プレゼント

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