第92期ヒューリック杯棋聖戦

午前中から激しい戦い 藤井棋聖が制す

【第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第1局】渡辺明三冠(右)に先勝し感想戦に臨む藤井聡太棋聖=6日午後6時55分、千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月(恵守乾撮影)
【第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第1局】渡辺明三冠(右)に先勝し感想戦に臨む藤井聡太棋聖=6日午後6時55分、千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月(恵守乾撮影)

千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月で6日指された「第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第1局。渡辺明三冠(37)=名人・棋王・王将=が午後6時24分、投了し、初防衛を目指す藤井聡太棋聖(18)=王位=が先勝した。

この日朝、鮮やかな和服姿で対局場に姿を見せた2人。振り駒の結果、渡辺三冠が先手となり、午前9時、立会人の島朗(あきら)九段(58)が対局開始を告げた。飛車先の歩を突き合う相掛かりとなり、両者が対戦した2月の第14回朝日杯将棋オープン戦準決勝と同様の手順で進んだ。両者とも研究の範囲内で指し手が早く、激しい戦いに。

午後に入り、飛車取りを手抜いた藤井棋聖の60手目△8八歩に渡辺三冠が長考。本局最長の1時間23分で▲8一香成と飛車を取った。局面は、ここから一気に終盤に突入した。粘る渡辺三冠に対し、最後まで的確な指し手を見せた藤井棋聖が制した。持ち時間各4時間で、残りは渡辺三冠5分、藤井棋聖26分。

敗れた渡辺三冠の話 「長考したところでまずい変化になってしまい、一気にだめになったのは残念。(第2局は)もうちょっといい内容の将棋を指さなければと思います」

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