仏、ゴーン被告の聴取終了 「本人満足」と弁護士

レバノンの首都ベイルート近郊でAP通信のインタビューに応じるゴーン被告(AP)
レバノンの首都ベイルート近郊でAP通信のインタビューに応じるゴーン被告(AP)

フランス捜査当局は4日、自動車大手ルノーの会社資金を不正使用した疑惑を巡り、5月31日からレバノンの首都ベイルートで行っていた前会長カルロス・ゴーン被告(67)の事情聴取を終えた。フランスのメディアが伝えた。今回の結果を踏まえ、当局がフランスの刑事手続きにおいて正式な容疑者とするかどうかなどが焦点となる。

立ち会った被告の弁護士は終了後「(被告は)多数の質問に詳細に回答した。本人は満足し、うれしく思っている」と述べた。ゴーン被告は日本で、日産自動車を巡る会社法違反(特別背任)の罪などで起訴されている。

フランス当局は昨年2月、本格捜査を開始。ルノーから中東オマーンの販売代理店「SBA」への不審な支払いや、ルノーと日産の企業連合統括会社が被告の個人的利益のために行った疑いのある支出に関し、会社資産乱用や背任などの疑いが持たれている。(共同)