米国務長官、天安門事件32年で「人権求める中国の人々を支持」声明

【ワシントン=黒瀬悦成】ブリンケン米国務長官は3日、中国で民主化を求める学生らが武力鎮圧された1989年の天安門事件について声明を発表し、「米国は、中国政府に対して普遍的な人権の尊重を求める中国の人々を支持し続ける」と表明した。

ブリンケン氏は「米国は、32年前に犠牲となった人々や、現在も政府の抑圧に立ち向かっている勇敢な活動家の人々を顕彰する」とも強調した。

同氏はまた、「6月4日に肩を並べて立ち上がった人々の勇気は、私たちが事件で殺害され、拘束され、行方不明となった人々に関する全容の解明を含む透明性の追求を決してやめてはならないことを思い知らせてくれる」と指摘した。

さらに「天安門での抗議活動は、当局が天安門事件の追悼集会を禁止した香港での自由と民主主義のための戦いにも影響を及ぼしている」とした。