加藤官房長官、皇位継承「世襲」は女系含まれる発言「従前より説明」

会見に臨む加藤勝信官房長官=3日午前、首相官邸(春名中撮影)
会見に臨む加藤勝信官房長官=3日午前、首相官邸(春名中撮影)

加藤勝信官房長官は3日午前の記者会見で、皇位継承を定めた憲法2条の「世襲」の解釈をめぐり、男系、女系の両方が含まれるとした自身の国会答弁について「従前より政府がたびたび答弁をし、説明をしてきている内容で、何ら新しいことを申し述べたわけではない」と述べた。

加藤氏は、安定的な皇位の継承の維持は国家の基本に関わる極めて重要な問題だと指摘し、「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある」とも強調した。

加藤氏は2日の衆院内閣委員会で「『皇位は、世襲のものであって』とは、天皇の血統につながる者のみが皇位を継承することと解され、男系、女系の両方が憲法において含まれる」と語った。皇室典範では皇位継承資格を男系男子に限定している。

同様の見解については、安倍晋三前首相が小泉純一郎政権で官房長官を務めていた平成18年1月の衆院予算委でも答弁していた。