米イラン協議結論持ち越し 仲介EU「次回合意」期待

イラン核合意の再建に向けた米国とイランの間接協議をめぐる合意当事国の全体会合が2日夜、ウィーンで開かれた。間接協議を仲介する欧州連合(EU)によると、結論は持ち越しとなった。米国とイラン、英仏独中露の交渉団トップはいったん本国に戻り、来週協議を再開する予定だ。

間接協議はヤマ場を迎えており、EU欧州対外活動庁のモラ事務局次長は会合後「次回の協議で合意を得られると確信している」と期待感を表明した。バイデン米政権とイラン指導部が協議の進展を踏まえ、妥協点を見いだす政治判断を下せるかどうかが焦点になる。

ロイター通信によると、英仏独の高官は声明で、協議について「前進を続けているが、最も困難な決断はまだ先にある」と指摘し、合意に至るかどうかは予断を許さないとの考えを示した。(共同)