ホテル死傷「風俗業いなくていい」逮捕の少年、凶器は昨年購入(1/2ページ) - 産経ニュース

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ホテル死傷「風俗業いなくていい」逮捕の少年、凶器は昨年購入

男女2人が刺された東京都立川市のホテル=1日午後7時17分
男女2人が刺された東京都立川市のホテル=1日午後7時17分

東京都立川市のホテルで男女が刺されて死傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕されたあきる野市に住む職業不詳の少年(19)が「風俗業の人間はいなくていいと思った」という趣旨の供述をしていることが3日、捜査関係者への取材で分かった。凶器とみられる包丁を昨年インターネットで購入していたことも新たに判明。警視庁立川署捜査本部は、少年が以前から風俗店従業員らに狙いを絞り、犯行の機会をうかがっていた可能性もあるとみて、慎重に調べている。

捜査関係者によると、少年は風俗業について「あんな商売をやっている人間はいなくていい。風俗の人はどうでもいい」などと供述。スマートフォンの解析などから女性との面識はないとみられ、風俗店従業員の中で無作為に殺害する相手を選んだ可能性がある。

事件は1日午後3時45分ごろ立川市曙町のホテルで発生。少年と室内でトラブルになったとみられる女性(31)が、刃物で全身を約70カ所刺され、死亡した。電話で助けを求められた同僚の男性(25)も腹部を刺され、意識不明の重体となった。

少年は逃走を図ったが、2日、羽村市内で身柄を確保された。所持金は約21万円だった。付近の山林では、ロープとともに血の付いたティッシュペーパーが見つかり、自殺を計画した可能性もある。

少年は当初、女性の殺害についても認めるなどと話していたが、弁護士の接見後は黙秘に転じた。

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「ネットで人を殺す動画を見て刺激を受けた」「女性と無理心中する様子を撮影しようと思った」。警視庁の調べに少年は犯行の動機をこう供述していた。風俗店は数年前に利用していたものの、女性とは面識はなく、無作為に選んだ可能性もある。少年は、なぜこのような「特異」な考え方を持つようになったのか。