菅田将暉が月9初主演 人気漫画の初映像化で“令和版アフロ探偵”

久能整に一瞬にして魅了されたという菅田将暉(左)(フジテレビ提供)
久能整に一瞬にして魅了されたという菅田将暉(左)(フジテレビ提供)

俳優の菅田将暉(28)が来年1月スタートの「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜後9・0)で月9ドラマに初主演する。

同局連続ドラマの初主演が月9となり、月9出演は「ラヴソング」(2016年4月期)以来、約6年ぶり。ドラマは、累計発行部数800万部を突破する同名人気コミックの映像化で、アフロヘアがトレードマークの主人公・久能整(ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく“令和版アフロ探偵”ともいえる新感覚ミステリーである。

原作を読み、衝撃だったという菅田は「会話劇、文化、価値観、哲学、人間…日々見落としがちな寂しさを優しくすくい取っていく彼の生きざまに一瞬で魅了された。同じ魚座のA型、uの音で終わる名前(菅田の本名は大将=たいしょう)という類似点もあり、勝手ながら運命を感じた。彼の思考はきっと今この世界を豊かにしてくれると信じている」と語り、そして「どうか少しでもみなさまの心が温かくなりますように。彼の少し長いおしゃべりに耳を傾けてもらえますように」と願った。

整は、友達も彼女もいないカレーをこよなく愛する大学生。社会で「当たり前のこと」として流されていることに常に疑問を持ちとことん考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開する。ただ、しゃべらずにはいられないため「うざい、面倒くさい」と言われ続けてきた青年である。そんな整がある日、身に覚えのない殺人事件の容疑をかけられる…。

ミステリーと会話劇を融合させた作品。見どころは「僕は常々思ってるんですけど…」という語りで始まる整の言葉の数々だ。自身初の実写化ドラマで撮影現場にも足を運んだという原作者の田村由美さんは「整役が菅田さん。何度も声を大にして言いたい、感激です」と大喜びし、「その存在感たるや…真摯な役作りをしてくださるそのすばらしさと放たれる輝きに震える思いでした」と語った。

「この原作だけは絶対にやりたいと思った」(菅田)「菅田さんの整くんが見たい」(田村さん)と相思相愛の企画を実現させた同局の草ヶ谷大輔プロデューサーは「ここまで感情をストレートに出さない役は初めてだと菅田さんはおっしゃり、せりふの間や表情、しぐさなど細部にこだわってこの難役に挑んでおられる。菅田さんだからこそできる繊細な表現力によって、整から語られる魔法のような言葉やおしゃべりがより魅力的に説得力のある言葉へと変換され、視聴者のみなさまの心へすっと入り込んでいくと確信している」と力を込めた。(産経デジタル)