教科書「従軍慰安婦」記述見直しを 自民PT提言

自民党の柴山昌彦氏
自民党の柴山昌彦氏

自民党教育調査会(柴山昌彦調査会長)の教科書問題プロジェクトチーム(PT)は3日の会合で、今後の教科書政策の在り方についての政府への提言をまとめた。慰安婦問題をめぐり、政府が4月27日に「従軍慰安婦」の表現は不適切で「慰安婦」との表現が適切だとする答弁書を閣議決定したことを受け、この政府見解に基づいた教科書記述となるよう、教科書検定で着実に対応することを文部科学省に求めている。

提言は慰安婦問題の教科書での扱いについて「一面的に、あるいは自虐史観的に取り上げることとが、わが国と郷土を愛する子供たちを育てることにつながるのか」などと問題提起し、記述の見直しを要請した。

政府は小・中学校の教科書のデジタル化を推進しているが、提言は小・中学校で紙とデジタルの両方の教科書を提供するよう訴えた。教科書検定、採択過程の透明性と公正性の確保も求めた。