東京都、独自の大規模接種会場5カ所設置へ 1日最大2万5千回

東京都庁第一本庁舎
東京都庁第一本庁舎

東京都が新型コロナウイルスのワクチン接種加速化に向け、来月以降の早期に5カ所の大規模接種会場を設置する方向で調整していることが3日、分かった。5会場で1日最大計2万5千回の接種を見込んでおり、東京五輪・パラリンピックの開催を控え接種体制の強化を図る。複数の都関係者が明らかにした。

5会場では、すでに接種が始まっている高齢者に加え、若年層まで順次接種できるようにする。小池百合子知事は「スピード感を持って進める」としており、都は18歳以上の都民について、早ければ年内の接種完了を目指す。

都は独自の大規模接種会場の第1弾として8日から、旧築地市場跡地(中央区)で警察や消防関係者らを対象に接種を始める。同跡地が五輪の車両基地として使用される来月からは代々木公園(渋谷区)に会場を移すが、8月以降の同公園の運用は未定で、都内全域から利用しやすい複数の大規模接種会場の確保が課題となっていた。

新型コロナの感染収束が見通せない中での五輪開催をめぐっては国内外に不安の声が広がっており、都関係者は「ワクチン接種を着実に進めることが、五輪開催への理解にもつながる」としている。

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