交流期待のパイナップル、台湾から千早赤阪村に

李世丙処長(左端)らから台湾産パイナップルを贈られた南本斎村長(右端)=千早赤阪村役場
李世丙処長(左端)らから台湾産パイナップルを贈られた南本斎村長(右端)=千早赤阪村役場

台湾産パイナップルが2日、台北駐大阪経済文化弁事処と商社のハヤマ産業(大阪市)から、大阪府千早赤阪村に贈られた。海外からの観光客誘致に熱心なことが見込まれての交流発展の期待を込めた寄贈。村は、村内の小中学生約300人に給食として提供する。

この日は、同弁事処の李世丙(り・せいへい)処長、同社の葉山祐造社長、日台のビジネスコンサルティングを手掛ける上畠寛弘氏が村役場を訪問。持参した台湾産パイナップル120キロを、チャリティー団体から託された台湾製マスク2500枚とともに寄贈した。

台湾産パイナップルは、他の産地に比べて甘みが強く芯まで食べられるのが特徴。輸出はこれまで、ほとんどが中国向けだったが、今年3月に中国が輸入を停止したことから、日本が輸入して買い支える動きが広がった。

今回の寄贈は、ハヤマ産業が発案した台湾のパイナップル農家支援の一環。同社が買い取ったパイナップルを、トップセールスをかけるなど台湾からの観光誘客に取り組んできた同村に寄贈することを決めたという。

パイナップルなどを受け取った南本斎村長に向けて李処長は「台湾にはバナナやマンゴーなど他のフルーツもある。新型コロナウイルス感染が収束したら、ぜひ現地に来て楽しんでほしい」と魅力をアピール。南本村長は「子供たちも給食で食べることを楽しみにしている。これを機に台湾に興味を持ち、交流を深めていきたい」と応えた。