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猟銃立てこもり、男の身柄確保

映画プロデューサー奥山和由さん、新作「女たち」公開 「まだまだ、やめない」

「いまって誰もがなんとなく不幸だと感じていますよね。そんな女性たちの追い詰められた感覚を和らげたかった。時代に寄り添うのが映画ですから」と奥山さんは製作の動機を語る。

「それに、考えたら〝男たちの映画〟ばかり作ってきた。篠原に加え、倉科と高畑さんが参加してくれるなら、この女たちの映画は僕の次のステップへの旗印になるに違いないと考えました」

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また、「女たち」は、奥山さんが社長の製作会社、チームオクヤマ発足25周年記念をうたう作品でもある。会社のスタートは本当は平成11年だが、主だった顔ぶれとは7年頃に出会った。これでいいのだと笑う。

「50周年までは生きていないだろうから、ここらで周年記念を」

実は、コロナ禍で出資企業が次々に撤退し、資金繰りには苦労したという裏話もある。

「普通なら中止。だけど、松竹を解任されたときだって、突っ張ったから復活できた。それに倉科は、役のために40センチ以上も髪を切って『撮影を楽しみにしています』なんていう。中止できなかった」

撮影しながら製作資金集めに走り回った。また、感染拡大により、思わぬ事態も続いた。「ギリギリで映画の神様に助けられたって感じでした」と振り返る。

次は、映画「竜二」の監督、主演で33歳の若さで亡くなった金子正次さんの遺稿脚本「盆踊り」を映画にする。米動画配信大手ネットフリックスの「全裸監督」で総監督を務めた武正晴(たけ・まさはる)監督が撮る。

実は奥山さん、いま配信ビジネスに興味津々だ。

「くやしいけど、彼らのパワーには負ける。だって、あの(米の大御所監督)マーティン・スコセッシだって『配信万歳』でしょ」

ゲーム会社、芸能会社…と、これまでもさまざまに提携し、映画を作り続けてきた奥山さん。次の一手も注目だ。(文化部 石井健)

「女たち」は、東京・TOHOシネマズシャンテ、大阪ステーションシティシネマなどで公開中。1時間36分。