速報

速報

北朝鮮がミサイル発射か 海上保安庁発表

浪速風

「素数ゼミ」を手がかりに

米首都ワシントン近郊のバージニア州マクリーンで羽化した17年周期のセミ=5月15日(共同)
米首都ワシントン近郊のバージニア州マクリーンで羽化した17年周期のセミ=5月15日(共同)

米国がいつにも増してにぎやかな夏を迎えようとしている。主役はセミ。今年は17年サイクルで地上に現れる「周期ゼミ」が数兆匹も羽化する見通しだ。本紙ワシントン支局の塩原永久記者によると、庭の花壇でも土の中から続々と幼虫がはい出してきているという。この現象は数学的に説明できるというから面白い

▶またの名を「素数ゼミ」。17は1か17でしか割れない素数だからだ。羽化のタイミングが野鳥など天敵の増える周期とぶつかりにくいうえ、他のセミと交雑して周期が乱されることも少ないので、繁栄したとされる

▶生態系や動物の体内には個体数、細胞数を保つためのルールがあり、それらは傷んだ自然を回復させる手がかりにもなるという(ショーン・B・キャロル『セレンゲティ・ルール―生命はいかに調節されるか』)。コロナ禍で、やってはいけないことは分かった。大体が簡単なもの。そのルールを守れば人間社会は回復に近づくはず。