女性理事数倍増、10人へ 日本ラグビー協会

日本ラグビー協会は2日、オンラインで理事会を開き、役員改選に向けて選考委員会が提案した理事候補を承認した。実数や名前は明らかにしていないが、関係者によると、女性理事は現在の24人中5人から25人中10人に増え、国が策定した競技団体の運営指針「ガバナンスコード」で目標とする40%以上を達成する見通し。

19日の評議員会で正式に決まり、その後の理事会で役職を決める。

日本協会の女性理事をめぐっては、元会長の森喜朗氏が2月に「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などとする発言で東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞任していた。理事の任期は通常2年だが、ワールドカップ(W杯)の開催年と重ならないようにするため、次の任期は1年となる。

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