漁船拿捕、早期解放を要請 札幌のロシア総領事に

北海道庁で取材に応じる稚内市の工藤広市長(右)ら=1日午前
北海道庁で取材に応じる稚内市の工藤広市長(右)ら=1日午前

北海道稚内市沖のオホーツク海で、操業中だった稚内機船漁業協同組合所属の底引き網漁船「第172栄宝丸」(160トン、14人乗り)がロシア当局に拿捕(だほ)され、サハリンに連行されたことを受け、稚内市の工藤広市長らが1日、在札幌ロシア総領事館でマーリン総領事と面会し、早期解放を要請した。

漁協や北海道の幹部も同席。人道的観点から、食料や水、持病がある乗組員向けの薬などの確保も要望。

栄宝丸は5月28日、ロシア国境警備局の臨検を受けた。ロシア側は、栄宝丸がロシアの排他的経済水域(EEZ)で違法操業していたと発表。漁協は否定し「連行は不当だ」と訴えている。