コンゴ東部で55人殺害 反政府勢力の犯行か

コンゴ(旧ザイール)東部の北キブ州とイトゥリ州の境界付近にある村と避難民キャンプが5月30日夜から31日未明にかけ、武装勢力の襲撃を受け、住民ら少なくとも55人が殺害された。ロイター通信などが伝えた。

コンゴの軍当局は反政府勢力「民主同盟軍」(ADF)の犯行とみている。避難民キャンプでは現地の教会指導者らが犠牲となった。武装勢力は複数の店舗などに放火したという。

北キブ州や周辺地域では近年、軍によるADFの掃討作戦の強化を受け、その報復とみられる住民襲撃事件が相次いでいる。昨年は犠牲者が850人以上に上った。

米国務省は今年3月、ADFを「外国テロ組織」に指定した。コンゴ東部ではダイヤモンドや金、携帯電話に使われるタンタルなどの鉱物を目当てに武装勢力が乱立し、紛争を続けている。(共同)