岸田氏が経済政策議連立ち上げへ 3日に発起人会

自民党・岸田文雄前政調会長=5月20日午後、国会内(春名中撮影)
自民党・岸田文雄前政調会長=5月20日午後、国会内(春名中撮影)

自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄前政調会長が経済政策に関する議員連盟を立ち上げ、3日に国会内で発起人会を開くことが1日、分かった。岸田派や安倍晋三前首相の出身派閥・細田派(清和政策研究会)、麻生太郎副総理兼財務相率いる麻生派(志公会)の幹部らに加え、政調会長時代に会長代理、副会長として岸田氏を支えた派閥横断のメンバーが参加する方向で調整している。

議連は「新しい資本主義」がテーマ。岸田氏は昨年9月の党総裁選で中間層への所得分配による格差是正を主張した。議連は中小・零細企業や地方などへの分配についても議論を深め、効率優先とも指摘される新自由主義経済への対抗軸を打ち出す。

また、新型コロナウイルスの影響で女性や非正規労働者が経済的な打撃を受けていることを踏まえ、負担感の強い住居費や教育費などの軽減策も検討する。

岸田氏は菅義偉政権を支える意向を鮮明にしている一方、次期総裁選出馬への意欲を示しており、議連を通じ他派閥との連携を深めたい考えだ。