首相、米インド太平洋軍司令官と台湾情勢議論

ジョン・アキリーノ米インド太平洋軍司令官(左)の表敬を受ける菅義偉首相=1日午後、首相官邸(春名中撮影)
ジョン・アキリーノ米インド太平洋軍司令官(左)の表敬を受ける菅義偉首相=1日午後、首相官邸(春名中撮影)

菅義偉首相は1日、日本を訪問中のアキリーノ米インド太平洋軍司令官と官邸で会談した。中国が軍事的な威圧を強める台湾情勢について意見を交わし、台湾海峡の平和と安定の重要性を確認したとみられる。

首相とアキリーノ氏は、東シナ海を含め、中国による一方的な現状変更の試みに強く反対することで一致。北朝鮮情勢に関しても、日米で緊密に連携していくことを確認した。

アキリーノ氏は4月にインド太平洋軍司令官に就任したばかりで、前月に米上院で行われた公聴会では「中国による台湾侵攻は大多数が考えるより間近だ」と証言し、注目を集めた。今回は、日本を就任後初の外国訪問先に選んだ。

アキリーノ氏は今月1日、茂木敏充外相、岸信夫防衛相、防衛省制服組トップの山崎幸二統合幕僚長ともそれぞれ会談し、「初めての外国訪問の地を日本にしたことは重要な意味を持つ」と強調した。